香港無料往復券の配布、返還記念日の優待キャンペーン、夏のイベントなど

Uncategorized

香港無料往復券の配布、返還記念日の優待キャンペーン、夏のイベントなど

香港国際空港は、世界の各都市と香港との往復航空券50万枚を、全世界を対象に無料で配布する「香港国際空港 World of Winners 50万枚航空券プレゼントキャンペーン」を行っています。日本向けには3万8千枚が用意され、各航空会社のウェブサイトから申し込むと、抽選或いは先着順によって選ばれます。キャンペーンに先立って、日本では500枚が当たるイベントが6月24日、25日に六本木ヒルズ大屋根プラザで開催されました。

イベントでは香港往復航空券500枚の他、香港屋台の食事券が当たる巨大ガチャガチャが登場しました。会場では現地のグルメが楽しめる「香港屋台」「香港占い」など体験ブースも設置され香港旅行を疑似体験でき、来場者たちの旅行気分を盛り上げました。

香港政府観光局日本はFacebook, Instagram, Twitter, Youtubeの公式ページを持っており、日本人向けに充実した観光情報を提供しています。Youtubeに掲載されているオリエンタルラジオの藤森さんによる動画は臨場感いっぱいで、香港の良さが伝わってきますね。

無料航空券配布キャンペーンを取り扱う航空会社はキャセイパシフィック航空、香港エクスプレス航空、香港航空の3社で、26日~27日にそれぞれ申し込みが始まりました。香港エクスプレス航空と香港航空は先着順ですが、キャセイパシフィック航空は抽選で7月2日までウェブサイトで申し込みができます。

さて、7月1日は26回目の返還記念日です。香港が1997年にイギリスから中国に返還されて今年で26周年となります。返還記念日当日及びその数日間は、公営の施設や飲食店などで多くの優待が予定されており、各施設の入場が無料になったり、7月1日なので七一割引(29%オフ)といった割引が用意されています。香港政府から発表されている内容は以下の通りです。今年は返還記念日が土曜日なので、出かける参考にしてみてはいかがでしょう。

・7月1日は公営の文化スポーツ施設(屋内外)が無料で使用できます。    

・香港科学館(一部の展覧)、香港太空館(スペースシアターは除く常設展)、香港文化博物館(常設展)、香港芸術館(一部の展覧)が無料開放されます。

・西九龍文化区のM+(特別展)、香港故宮文化博物館(ギャラリー1〜7)が無料開放されます。

・スマホ用アプリ「本地魚菜直送(地元の魚・野菜の直送)」で販売されている特定の商品は7月1日~7日まで数量限定で七一割引(29%引き)で販売します。

・香港内の1000軒を超える飲食店では7月1日に指定メニューやドリンクを七一割引(29%引き)で販売します。

・7月1日は香港湿地公園の入場が無料です。

・7月1日は、香港国際空港のターミナルビル内で「行李通(My TAG)」を配布します。

・7月1日~5日まではトラムに無料で乗車できます。

・7月1日はスターフェリーの「尖沙咀~灣仔」航線が乗船無料です。

・7月1日、富裕小輪は「中環~紅磡」航線、水上タクシーの「尖東~灣仔~中環~西九龍(循環線)」航線が無料となります。さらに7 月 1 日生まれの人は「屯門~東涌~沙螺灣~大澳」航線と「北角~觀塘~啟德」航線が乗船無料となります。

この他、MTRは7月1日にアプリ「MTR Mobile」で片道乗車券71,000枚と年間パス26枚が当たるラッキードローを実施します。域内片道乗車券7万1,000枚と1年間乗り放題券が26枚配布され総額は250万HKドル相当とのことです。もともと「ハッピー香港(開心香港)」の一環でアプリでは毎日、乗車券が当たるラッキードローが開催されているのですが、当日は当選の確率が非常に高まるということで普段あまり抽選に興味が無い人も試してみるとチャンスを掴めるかもしれませんね。

また、7月8日から8月6日までの毎週末の夜(18時~23時)は、灣仔のハーバーフロントエリアの特設会場で「樂聚維港嘉年華(Harbour Chill Carnival)」が開催されます。シンフォニーオブライツの特別版、ストリートパフォーマンス、X-gamesパフォーマンス、音楽イベント、そして飲食エリアがあり、様々なプログラムが用意されています。香港政府観光局は、「World Of Winners無料航空券配布キャンペーン」で海外からの観光客を誘致する一方、「Harbour Chill Carnival」は香港市民の向けのイベントとなっており、香港の暑い夏の夜を楽しく過ごせそうです。

中でも「維港水上音樂會(Music Shows in the Harbour)」は香港内外の人気アーティストが多数登場するため注目を集めています。会場のキャパシティは2500人のオールスタンティングで、ステージは1日2回行われます。1回目が18時30分~19時30分、2回目が20時45分~21時45分です。チケットは無料で、6月27日と7月17日にHKTBのウェブサイトから先着順で入手できます。

そして8月5日~6日は、タイの伝統行事「水かけ祭り」にちなんだ音楽フェスティバル「S2O Songkran Music Festival」がセントラルのハーバーフロントで行われます。タイ発祥のこのイベントは今や台湾、韓国、日本でも行われている「ずぶ濡れの音楽フェス」で香港は今年が初めての開催です。

コロナ禍が過ぎて様々なイベントが開催されるようになりました。今年は是非、巣籠りの3年分を取り戻すべく楽しみたいですね。