香港ディズニーランドに新しくスパイダーマンのアトラクションが登場します。これは8月11日、カリフォルニア州アナハイムで開催された「D23:アルティメット・ディズニーファン・イベント」において発表されたもので、香港ディズニーランドと上海ディズニーランドに、それぞれスパイダーマンの新しいアトラクションが誕生するというものです。香港ディズニーランドではマーベルをテーマにしたエリアStark Expoが拡張され、スパイダーマンがテーマの新しいアトラクションがオープンします。新エリア内には新しいショップとダイニングができるということです。
香港を訪れる日本人にとって人気の観光スポットの一つが香港ディズニーランドです。日本にもディズニーランドはありますが、香港ディズニーでしか体験できないことや、アトラクション、日本未発売のグッズなどがあります。香港ディズニーランドは日本や世界のディズニーランドに比べて敷地面積が小さいのが特徴ですが、コンパクトさが逆に魅力です。世界のディズニーランドはとても広くパーク内を歩いているだけで疲れてしまいますが、香港ディズニーランドは1日あれば十分回れる広さなので、子連れにも嬉しいです。香港ディズニーランドは昨年、2023年11月にアナと雪の女王のエリア「ワールド・オブ・フローズン」がオープンしたばかりで、マーベルのエリアがあるのは、アジアでは香港ディズニーランドだけです。香港ディズニーランドの見どころをご紹介しましょう。
1983年オープンの東京ディズニーランドのシンボルはシンデレラ城ですが、現在の香港のシンボルはいくつものディズニープリンセスが集まったお城です。香港ディズニーランドが2005年にオープンした当時は、眠れる森の美女の城がシンボルでしたが、2020年に増築され、10以上の物語がテーマとなった「キャッスル・オブ・マジカル・ドリーム」に生まれ変わりました。お城を構成している塔が、それぞれ異なるディズニープリンセスをモデルにしており、白雪姫、美女と野獣、ムーラン、アラジン、アナと雪の女王、など一つのお城にいくつもの世界観が集約されています。夜20時~21時頃にはこのお城を舞台にナイトタイム・スベクタキュラー「モーメンタス」という20分間の3Dプロジェクション・マッピングがあります。ディズニー音楽に合わせた光とレーザー、水、花火、炎、を使った演出は圧巻です。
香港ディズニーランドだけで見られるエリアとしてミスティック・ポイント、グリズリー・ガルチがあります。ミスティック・ポイントは探検家のヘンリー・ミスティックの博物館「ミスティック・マナー」を巡る熱帯雨林の探検ツアーです。グリズリー・ガルチは、アメリカ西部の街を再現したエリアで、「ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー」に乗って鉱山の旅が楽しめます。
またアジアで唯一のトイ・ストーリーのテーマランドでは、巨大化したおもちゃたちが出迎えてくれ、映画の世界に迷い込んで自分がおもちゃのサイズになってしまったかのような錯覚が味わえます。大人から子どもまで楽しめるアトラクションがあります。
世界初のアナと雪の女王のエリアには3つのアトラクション「フローズン・エバー・アフター」「ワンダリング・オーケンズ・スライディング・スレイ」「プレイハウス・イン・ザ・ウッズ」があり、ダイニング「ゴールデン・クロッカス・イン」があります。
また香港ディズニーランドでは外せないのがキャラクター達とのグリーティングでしょう。ミッキーとミニーと一緒に3ショット写真を撮影できるのも香港ディズニーランドならではの演出です。大人気のダッフィーやジェラトーニもいます。そしてキャラクターのカチューシャも日本より種類が多いので、お土産に買って帰るのもお勧めです。