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香港内で楽しめるイベントや新スポット

8月28日時点での香港の新型コロナウイルス感染者合計は4,756人、退院者は4,200人、入院中の患者は427人となっています。新規感染者の数が徐々に落ち着いてきたことから、政府は各種制限を緩和する予定をしています。

さらに新型コロナウイルス検査を希望する6歳以上の全ての市民を対象に、9月1日から無料で検査が受けられるようになります。鼻や喉に疾病がある人、6歳以下の子どもは対象外となりますが、香港IDを所持している市民であれば検査を受けることが可能です。香港内にいくつかの検査場が設けられ、検査は一人につき1回限りです。症状が無くても検査を受けられるようになると、感染者の早期発見と隔離の実施が期待できます。検査は希望者を対象としており強制ではありませんが、政府としてはできるだけ多くの人が検査を受けることで個人の利益のみでなく、社会全体における感染状況を数字で把握することもできるためなるべく検査を受けるよう推奨しています。専門家によると人口およそ749万人の香港において500万~600万人が検査を受ければ理想的だということです。

その一方で、香港大学の研究チームはこのほど、新型コロナウイルスに一度感染して回復した30代の男性が、約4カ月半後に再度感染したことを発表しました。男性は3月に新型コロナウイルスに感染し4月に退院していました。しかし、8月上旬にイギリスとスペインを旅行し、香港に戻ったのちに2度目の新型コロナウイルスの感染が判明しました。男性は無症状で、現在は退院しています。研究チームによると新型コロナウイルスの感染後にできる抗体は短期間で減少し、感染歴がある人であってもまた感染する可能性があると指摘しました。今後ワクチンの開発が進み接種できるようになっても、手洗いやマスク着用など感染防止対策は引き続き習慣にする必要がありそうです。

新型コロナウイルスによって我々の生活様式も以前と変わりました。海外旅行が好きな香港市民も長らく香港から出ていない状態です。今年の中秋節は10月1日で、国慶節と同じ日です。中秋節はお月見をする夜の行事なので翌日2日が祝日となりますので土日と合わせると香港は4連休になります。休みがあってもなかなか海外へ出られませんが、香港内で楽しめるイベントや新スポットの話題も出てきています。

香港政府観光局は、香港の秋の風物詩で毎年10月末~11月頃に開催される「香港Wine&Dine Festival」について、今年はオンラインによって開催すると発表しました。従来は週末にかけて4日間開催されますが、今年は数週間にわたって行うということです。世界各国のワインをお得な価格で購入でき、テイスティングのセミナーやプロのシェフによる料理の実演を見たりすることができます。自由に香港に出入りできない今、オンラインで開催となれば出展者のみならず参加者も世界中から参加できますね。

他にも、例年賑わっていたブックフェアは12月の開催、同じくアニメフェアが来年1月の開催が発表されました。延期が発表されてから具体的な開催の目途が立っていなかったので、今年は中止になるのではと懸念されていました。今後の新型コロナウイルスの感染拡大状況にもよりますが、現時点ではこれらイベントの開催に期待できそうです。

さらに將軍澳区にあるMTR康城(Lohas)に8月24日、ショッピングモール「The LOHAS康城」がオープンしました。売り場総面積は約48万平方フィート、建物の外壁はガラス張りで広々とした空間をデザインしています。数ある店舗の中で最も注目を集めているのはスーパーマーケット「FRESH」で、2万平方フィートのエリア内に、スーパーマーケットと街市(ローカルマーケット)のハイブリッド版とも呼べる新しい形の店舗が出現しました。食材だけでなく日用品も揃っており、将軍澳エリアに住む市民の新たな生活の中心となりそうです。もちろん、他のエリアに住む人は普段あまり立ち寄らない康城(Lohas)駅を訪れるきっかけになるかもしれませんね。

「FRESH」店内は全部で26のゾーンに分かれており、野菜、果物、海鮮、精肉はもちろん、デリでおかずも買うことができます。肉売り場では、香港ローカルの街市さながら肉を部位ごとにいくつも吊り下げた状態で売られています。海鮮売り場では、海沿いの海鮮レストランのように生け簀には生きたままのカニや魚が入った水槽が並んでおり、客の希望によって提供してくれます。調理して欲しい場合は、調理方法や味付けをオーダーすればその場で調理してくれます。他にも寿司や、薬膳スープの材料、ベジタリアン向け食材、酒類から、メイドイン香港製の製品、ペットコーナーまで充実した売り場が魅力的です。街市は新鮮な食材が多く揃っており、客の好みにカスタマイズしてくれるなど対応も柔軟で、香港市民の台所と呼べるのですが、あまり料理をしない若い人や広東語が分からない外国人にとっては少し敷居が高く利用しにくいという欠点がありました。「FRESH」はそうした客層もターゲットとなるため今後もこういった新しい形の店舗が出てくるかもしれませんね。